MESSAGE

ごあいさつ

九州大学は、「Kyushu University VISION2030」を2021年に公開し、2030年までに目指す姿として、「総合知で社会変革を牽引する大学」を掲げました。またその実現に向け、社会課題解決とDigital Transformation(DX)を推進することで、社会変革へ貢献することを宣言しました。
これを受け、2022年度に未来社会デザイン推進本部(社会課題解決)とデータ駆動イノベーション推進本部(DX推進)が設置され、2023年度に後者の部門として健康医療DX推進部門(Healthcare DX; HDX)が発足しました。九州大学は、人文社会科学から自然科学まで広範な専門領域を有する基幹総合大学であることの強みを生かし、HDXには、分野横断的に医系部署のみならず情報工学、理学、法学や国際部署など多くの部署が参加し、また専任の教授、准教授の各1名が配置されました。
HDX内には、データ収集・解析ユニット、サービス開発・実装ユニット、健康医療ELSI研究ユニットを設置し、健康医療分野のみならず社会全体の2030年、あるいはさらに先のDX像を見据えてバックキャストし、情報基盤の整備から社会実装や人材育成を倫理・情報セキュリティなどのELSIに配慮しながら進めています。
HDXは総合知により、データに基づいて新しい時代の健康・医療の形を創造してまいります。

健康医療DX(HDX)推進部門 部門長

中島 直樹

MISSION

ミッション

倫理的かつセキュアに全⼈的な情報を把握し、
総合知で、個⼈を主体とした幸福な健康・
医療社会をグローバルに実現する

  • デジタルヘルスによる健康・医療DX
  • 究極の個別化 Well-being
  • 医学の発展と医学教育の革新
  • 総合知の国際循環